旭硝子、インドネシアで建築用ガラスのコーティング設備を新設
AGC旭硝子は、9日、インドネシアの連結子会社アサヒマス板硝子社のチカンペック工場に、建築用ガラスの遮熱性能を高めるコーティング加工設備を新設したと発表した。設備投資額は約40億円、生産能力は年間約600万平方メートル。2018年第2四半期より生産を開始する予定。
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建設ラッシュが続くインドネシアをはじめ東南アジアでは、燃料の輸入増加や電力不足などで省エネ性向上が課題となっており、インドネシア政府は年間を通じて冷房を使用するビルなど大型建築物での省エネ化を推進している。
遮熱性能を高めるLow-E膜付きガラスは、冷房効率を高め、使用エネルギー量削減のための解決策の一つとして需要が急速に高まっているという。同社では、Low-E膜をコーティングすることにより、高い可視光透過率を維持しながら、遮熱性能、断熱性能の両面を向上させた省エネ化製品のラインナップを拡充していく。
ソース:https://lifenesia.com/nikkei/187-n2-21/
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