自動車廃棄証明書(スリップ)の相場が急騰
2017年向けの自動車輸入政策が11月30日に発表されて以降、老朽化した車の代替を行うために不可欠な廃棄証明書(スリップ)の相場価格が急上昇し、1,200万Ksを超えたことがわかった。2017年以降、フリーパーミットにより輸入する場合は左ハンドルに限定され、ミャンマー人に人気の高い日本製の中古車を輸入する場合にはスリップが必要となることや、車販売ショールームが委託販売方式で輸入した日本製の中古車は、2016年12月末までに販売しなければならないことなどによりスリップ価格が急騰している。
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中古車市場によると、名義付きのスリップは1,200万Ks、事故車のスリップは1,050万Ks、老朽化し代替の対象となる車の相場価格は1,000万Ksとなっている。
自動車専門誌の記者は「スリップ付きで輸入できる日本の中古車の種類が来年から非常に少なくなり、12月末までに輸入ライセンスを得るために輸入業者が競ってスリップを高値で購入している。スリップ自体が品薄で、相場価格はさらに高くなるだろう」とコメントした。
[7Day Daily] 2016/12/3
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