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シンガポール、自動車保険市場は拡大、AIG幹部見通し

 
配車アプリのウーバーやグラブの参入、アイカーズクラブ、エスムーブなど国内カーシェア業者の誕生で乗用車利用が増加しており、保険引き受けでもこうした変化への対応を急いでいるという。
 
レンタカーを商業目的に利用するドライバーの場合、運転時間は長く、また事故の割合が高い若者が多くを占めている。AIGによれば、若いドライバーが絡んだ、過去1年間の第3者損害賠償額は前年比33%の増加で、若いドライバー側に責任のある事故の増加を示しているという。

事故抑制に役立つ機器として最近注目を集めているのがテレマティクス技術を利用した機器で、加速、ブレーキ操作、急カーブといった車の動きを測定することで、運転マナーの改善に役立てることができる。

AIGが昨年実施した調査では10人のドライバーのうち6.8人は、保険料が下がるのであればテレマティクス機器を装備すると回答した。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/41544/