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ContourGlobalがブラジルで中南米ポートフォリオを拡大

 
同ポートフォリオ株式の20%を保有するため、サント・ドミンゴ一族の投資機関であるFalcon Flightと長期提携契約をしたという。
 
また、このポートフォリオは、バイーア州、ゴイアス州、リオデジャネイロ州における総計130メガワットの水力発電所7カ所と、パラナ州、リオデジャネイロ州、サンパウロ州における総計76メガワットの高効率熱電供給施設4カ所で構成されており、買収事業規模は約7億1100万レアルとのこと。
 
契約によりContour Globalの総発電量は、3大陸で約4200メガワットとなるという。中南米では1850メガワット(ブラジル、ペルー、コロンビア、カリブ海で稼働中の1423メガワット、メキシコ、ペルーにおける開発後期の426メガワットから成る)となるとのこと。
 
ContourGlobal(従業員2000人)は、広範囲の技術を駆使して61の火力および再生可能発電施設のポートフォリオを運営している。
 
ContourGlobalのジョゼフ・ブラント社長兼最高経営責任者(CEO)は、同社が10年以上にわたり発電所を運営してきたブラジルで、さらに事業を拡大できることを喜んだ。
 
「発表した買収案件は既存の水力発電ポートフォリオに加えれ、現地の商業・産業界の顧客に高効率のエネルギーを提供するという当社のソリューション事業をさらに拡大できます」(ジョゼフ・ブラントCEO)
 
ContoruGlobalのアレサンドラ・マリニェイロ執行副社長は、中南米における事業の効率化について述べた。
 
「今回長期契約した資産は、ブラジルで当社が事業を運営している各州や近隣にあり、欧州やアフリカにある当社のソリューションプラントと同様のドル建て熱電供給施設を含んでいます。当社のオペレーティング・プラットフォームによって、今回の新たな施設を当社の中南米組織に効率的に統合することが可能です」(アレサンドラ・マリニェイロ執行副社長)
 
買収手続きは2017年第1四半期に完了する予定。諸条件によって変更がありうるほか、ブラジルの経済擁護行政委員会(CADE)と国家電力庁(ANEEL)の承認を必要とする。
 
(文/麻生雅人、写真/Divulgação)
 
ソース:http://megabrasil.jp/20161201_32833/
 
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