ブラジルキリン、製造部門の一部をアンベブに売却
キリンホールディングスの子会社であるBrasil Kirin Holding S.A.(サンパウロ州、以下「ブラジルキリン」)は、日本時間11月2日(水)、アンベブとの間で、Cachoeiras de Macacu Bebidas Ltda.(リオデジャネイロ州、以下「マカク・ベビダス」)の全株式を譲渡する株式譲渡契約を締結したことを発表した。
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アンベブ(Companhia de Bebidas das Americas – Ambev)は南米最大のビールメーカーで、ベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブ(以下インベブ)の子会社。
マカク・ベビダスは、ブラジルキリンの子会社であるBrasil Kirin Indústria de Bebidas Ltda.(サンパウロ州、以下「ベビダス」)から、リオデジャネイロ州カショエイラス・ド・マカク市におけるビール、清涼飲料製造業務及びその資産を譲り受けており、所有している。
キリンによると、マカク・ベビダスの株式譲渡の理由は「ブラジル事業の南東部地域における市場環境に応じ、製造規模を最適化し、適正なコスト構造へ転換していくため」とのこと。
発表によると譲渡価額は486百万レアル(約146 億円)。同契約は、2015年12月18日(日本時間12月19日)の取締役会で決議されたもので、11月1日(日本時間11月2日)に契約が締結した。譲渡予定日は11月30日(日本時間12月1日)。
(写真・文/麻生雅人)
写真はブラジルキリンが発売している「バーデン・バーデン」、「エイゼンバーン」ブランド
ソース:http://megabrasil.jp/20161103_32403/
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