インドネシア・クルクット川整備開始、クマンの洪水被害解消へ
クルクット川の第1期整備が12日より開始された。この整備は8月にクマンで発生した大洪水を受けて、南ジャカルタ行政の最優先事項として注目を集めている。さらにインドネシアはラ・ニーニャ現象の影響を受け、ジャカルタでも2ヵ月早く雨季を迎えている。
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デポックから西カナル・バンジールまで全長84キロメートル続くクルクット川は、以前は川幅が20メートル程あった。しかし現在は住民が競うように川沿いに家を建て始め、豪華なホテルまで建設された。建設許可がおりていない建築物は505棟にまで上る。その結果、川幅は1.5~2メートル程に減少している。以前の川幅に戻すことで、クマン周辺の洪水を90%減少できる見込みだという。
トリ・クルニアディ南ジャカルタ区長は、コンパス紙の取材で、違法建築物の持ち主に対して強制撤去の勧告書はすでに出しており、うち4世帯は集合住宅へ転居を承諾しているとコメントしている。
ソース:https://lifenesia.com/politics/183-n-8/
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