2016年11月22日

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公民党、党大会で「香港独立」不可能と表明

公民党、党大会で「香港独立」不可能と表明

公民党は11月19日、年次党大会を開催し、新たな党執行部を選出した。20日付香港各紙によると、新執行部として梁家傑氏を主席、楊岳橋氏を代表に選出。3月に発表した創設10周年宣言については「本土、自主、多元」のテーマが物議を醸したが、さらに「命運と自主を守り、前途を自決」との立場を加えると同時に、「香港独立が実際可能とは思わない。北京にレッテルを張られてもわれわれの信念は揺るがない」と表明した。

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公民党は先に毛孟静・議員が離党したことで九龍西選挙区の議席を失った。だが梁氏は、青年新政の議員資格喪失に伴う補欠選挙で候補を擁立するかどうかについて正面からのコメントを避けた。
 
ある幹部は、今後は同党があえて「本土」を掲げることはなく、「自決」をめぐる中央との対立には興味がないと指摘。昨今の宣誓問題をめぐり、やや民主派寄りだった市民がやや親政府派寄りになったことも認めた。

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