2016年11月22日

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復興航空、突然の運休決定、閉業発表のうわさは否定

復興航空、突然の運休決定、閉業発表のうわさは否定

交通部(国交省に相当)の民用航空局は21日夕方、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)がきょう(22日)の運航業務を全面停止すると発表。予告なしの決定に、航空業界や観光業界に衝撃が走った。復興航空の当日のチケットを予約した乗客は5113人(国内線56便1313人、国際線12便1827人、両岸直航線16便1973人)に上る。復興航空は同日夜、書面で突然の運休決定を陳謝するとともに、22日に役員会を開き、今後の業務などについて話し合うことを明らかにした。今回の運休決定の理由につては明らかにされていないが、財務問題が背景にありそう。

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復興航空は今年1~9月に22億1600万元の損失を計上。この金額は昨年の年間の損失11億元余りのほぼ2倍。第4・四半期(10~12月)は需要が少ない時期であるため、復興航空の業績好転の可能性は少ない。復興航空は経営改善策の一環として、今年10月に傘下の格安航空会社、威航空(Vエア)の1年間の運休を発表した。
 
最近、インターネットなどを通じて復興航空が閉業するとのうわさが広まった。復興航空は21日午前、これを否定するコメントを発表していた。

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