「省の統計によると、新規工場数は前年同期を11%上回っています」と報道官は述べた。新設工場を加えるとカンボジア全土の登録工場数は1554となる。「下請生産を行う小規模工場がいくつか閉鎖されましたが、大規模工場は全て通常通り操業しています」とSotha報道官は述べた。
報道官は、今年は今後も工場数の順調な伸びが期待でき、飲料大手コカコーラ社も今年12月、プノンペンの経済特区に1億米ドル規模の新工場をオープンする予定であると付け加えた。加えて、米国政府が最近決定した一般特恵関税制度(GSP)の拡大により、カンボジア製旅行用品を米国市場に無関税で輸出できるようになるため、製造業社らが新たに工場建設を進めると予測されている。
工業省の統計によると、今年1月から9月までに260社の中小企業(SMEs)が設立され、2344人分の新規雇用が発生した。新たに設立された企業を合わせると登録中小企業数は3万9091社となり、およそ20万人を雇用していることとなる。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_2642.html