米テスラ、独機械メーカー買収・生産能力の拡大狙う
米電気自動車メーカーのテスラモーターズは8日、ドイツの機械設備メーカーのグローマン・エンジニアリングを買収すると発表した。テスラは生産能力の増強を進めており、生産ラインの自動化技術を得意とするグローマンを買収することで高効率の生産システムを構築する。買収金額は公表していない。当局の認可を経て、2017年初めにも取引が完了する見通し。
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テスラは生産規模を現在の年約5万台から、2018年までに年50万台に引き上げる計画。同計画の実現に向け、生産ラインの自動化技術を得意とするグローマン・エンジニアリングの買収を決めた。グローマンは米国と中国にも拠点を持つ。
グローマンは今後、テスラ・グローマン・オートメーションに社名を変えるが、テスラ以外の顧客との取引も継続する。テスラは今後2年以内にドイツで約1,000人を採用する計画を明らかにしている。
独自動車業界紙『オートモビルボッヘ』によると、テスラのイーロン・マスク社長は欧州にバッテリーと完成車の工場を建設する意向を示している。長期的には、欧州に第2、第3の工場を建設することも視野に入れているという。
テスラは現在、オランダ南部のティルブルグに米国から部品(モジュール)を輸入して最終組み立てするセミノックダウン工場を持っている。
ソース:http://fbc.de/auto/ai14866/
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