11月11日「独身の日」に商機あり、中国の1年で1番よく売れる日
「1」の数字が四つ並ぶ11月11日は中国で「独身の日(光棍節:双11)」とされ、「おひとり様消費」をにらんだバーゲンがネット商店を中心に大規模に開催される。多くの企業が中国のBtoCネットモール「天猫国際」などに続々と出店している。3年前、天猫に旗艦店を開設したネット商店「PayEasy」によると、「双11」の取引数は通常の3倍にも達するという。
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中国では、独身者のことを「光棍」(枝葉(=子孫)を持たない木、棍棒。転じて妻子を持たない独身者の意。)と呼んでいるが、「1」が4本並んだこの日がシングルデーとされている。
近年、人口増加や、企業がこういったイベントなどを商機として、販売促進のツールとしているという背景があるため、非常に盛り上がりを見せている。昨年も「DIGIMA NEWS」では「独身の日」後に発表された、中国電子商取引最大手「アリババ」などによる売上高を取り上げたニュースを紹介している(参照URL:https://www.digima-news.com/20151112_1907)
なんと去年は、同日の売上高が912億1700万元(約1兆7600億円)にも達した。これは2年前の571億元を大きく上回る数字となっており、今年もさらなる伸び率が期待できる。
昨年は日本企業もアリババ傘下の輸入品を専門に扱う通販サイトを通じ、多くの企業が参入しており、今年の参入も予期される。
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