同氏は「新政権と原子力の平和的利用に関する枠組みについて、同意に向けて努力している。ミャンマー新政権は原子力発電所の建設について関心がないようだが、農業、製薬、人材開発などに協力できないかを検討している」と語った。
ミャンマーでは軍事政権時代の2007年、両国政府が原子力発電の実験施設をミャンマー国内に建設することで合意、原子力技術を学ぶ数千人の研修生を受け入れた。その後、テイン・セイン政権の2015年6月、原子力の平和利用に関する覚書に調印している。ロスアトムはこの覚書に則り、原子力発電所の建設を具体化したい考え。
[7Day Daily] 2016/10/27