2016年11月8日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • copy

スウェーデン自動車大手ボルボ・カーズ、中国の生産戦略を発表

スウェーデン自動車大手ボルボ・カーズ、中国の生産戦略を発表

スウェーデン自動車大手のボルボ・カーズは11月2日、中国における生産戦略を発表した。親会社である浙江吉利控股集団との協力関係を強化するもので、中国工場の生産能力を増強し、同国を欧州、米国、アジアに車両を輸出するグローバル市場向けの生産ハブ拠点とする。中国の3工場で特定のシリーズモデルを生産し、効率の良い生産体制を構築する。ボルボ・カーズは2015年からすでに中国工場で生産した「S60」の米国輸出を開始している。

この記事の続きを読む

 
中国北部の黒竜江省にある大慶工場では、プラットフォーム「スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)」をベースにしたボルボの旗艦モデル「S90」シリーズを生産する。また、プレミアムセダンの新型「S90」は将来、欧州から中国に生産移管する計画。
 
中国西部の四川省の成都工場では、SPAをベースにした中型モデル「60」シリーズを、生産する。
 
また、上海から南へ約350キロメートルに位置する浙江省台州市路橋区に建設中の新工場では、プラットフォーム「コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー(CMA)」をベースにした「40シリーズ」を生産する。
 
路橋区の工場は、浙江吉利控股集団が所有し、ボルボ・カーズが運営する。同工場では、CMAベースの「40シリーズ」に加え、浙江吉利傘下の吉利汽車が10月に発表した新ブランド「LYNK&CO」から発売するCMAベースの乗用車も生産する。
 
ソース:http://fbc.de/auto/ai14848/

この記事の提供会社

logo

FBC Business Consulting GmbH

http://fbc.de/

メルマガ会員  
 

出島