独ダイムラー、リチウムイオン電池の第2工場を着工
独自動車大手のダイムラーは10月24日、ドイツ東部のザクセン州カーメンツにあるリチウムイオン電池工場で第2工場の鍬入れ式を行った。第2工場の建設より、カーメンツ工場の生産・物流面積は従来の4倍の約8万平方メートルに拡大する。ダイムラーは約10億ユーロを投資してバッテリーシステムの世界的な生産体制を構築する計画。このうち約5億ユーロをカーメンツ工場に投資する。
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ダイムラーのトーマス・ウェーバー開発担当取締役は第2工場の建設について、「我々は2025年までに乗用車部門だけでも10機種以上の純粋な電気自動車をポートフォリオに持つようになる。これと並行して、プラグインハイブリッド車の販売と48ボルトシステムの導入も進めていく」とコメントした。
リチウムイオン電池の組み立てを事業とする子会社ドイッチェ・アキュモーティヴは2009年の設立で、シュツットガルト近郊のナーベルンに本社を置く。ナーベルンの本社は研究開発機能を持ち、工場はカーメンツにある。従業員数は約490人で、うち約350人がカーメンツに勤務している。生産能力の拡大に伴い、従業員も順次、増やしていく計画だ。
ソース:http://fbc.de/auto/ai14828/
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