シティバンクとLazadaが、東南アジアにおける地域連携を発表
世界規模の大手銀行であるCitiと東南アジアでオンライン取引プラットフォームを展開するLazada Groupが東南アジア市場に注目した新たな連携を発表した。Citiのカード保持者に対し、東南アジア地域全域でのプロモーションを展開する。
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CitiとLazadaのこの連携で、Citiのカード保持者は特定の日にeコマースサイトでの買い物で15パーセントまでの割引を受けることができる。加えて、新たにCitiクレジットカードに加入するとLazadaでさらなる割引を受けることができる。
この割引はLazadaのオンラインレボリューションキャンペーンに先駆けて10月にインドネシア、マレーシア、フィリピン及びタイで実施される。オンラインレボリューションキャンペーンは11月に開催される東南アジア地域最大のオンラインショッピングイベントである。
シンガポールとベトナムでもCitiとLazadaは提携している。ベトナムでは2016年11月22日までに新たにCitiのクレジットカードを申し込むと200万ドン(91ドル)までのLazadaの割引券を受け取ることができる。Citiカード保有者はLazadaで買い物をするとポイント10倍、5%キャッシュバック、プレミアマイル3倍、Citi PayLiteプログラムで年末まで利子・手数料無しなど、様々な特典がある。
Citiはアジア地区のクレジットカード発行で主導的な地位にあり、アジア地区で1600万枚以上を発行しているほか、Lazadaが事業を展開する6か国で個人向け銀行サービスも行っている。今回の提携でアジア地区のCitiのカード事業にさらなる成長をもたらし、顧客がデジタル面でより活発化する中、Citiが目指すデジタル領域でのプレゼンス向上が期待されている。
「主要デジタル領域での顧客サービスの提供を含め、デジタルバンキングの領域で世界でも主導的な地位を得ることを個人向け銀行サービスの戦略としています。モバイルやその他デジタル手段の急速な浸透により、銀行の利用方法は大きく変化してきています。そのため、新規顧客の獲得や顧客の忠誠度向上によりカード事業に成長をもたらすLazadaとの提携を喜んでいます」とCitiアジア太平洋個人向け銀行業務のAnand Selva部長は話す。
ソース:http://apparelresource.asia/news/
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