タイ、国王追悼のための喪服の価格吊り上げ問題、政府が警告
タイ政府は敬愛されたプミポンアドゥンヤラデート国王を悼む国民が喪服を購入していることから、全国的に黒い衣服が不足するだろうと予測した。さらに、商業省は、喪服の安定的な供給のため製造業者と協調しており、販売業者による価格の吊り上げは厳しく罰せられるであろうと発表した。
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70年に及ぶ在位期間にわたって神同様に畏敬されたプミポンアドゥンヤラデート国王が10月13日に崩御し、タイは悲しみに包まれている。様々な公的活動はキャンセルされ、テレビ番組や歓楽街も11月まで喪に服するためトーンダウンするよう要請されている。
こうした要請による経済の停滞が懸念される一方、少なくとも喪服の売り上げは急増している。商業省のNuntawan Sakuntanaga国内貿易部長は消費者に対し、製造業者が需要に対応できるまで喪服の購入を延期するよう呼びかけている。
Nuntawan部長は「今後数日間は黒いシャツの供給は少ないかもしれませんが、縫製業者は不足することはないと主張しており、また価格も通常通りです」と述べたとNation紙は報じている。Nuntawan部長によると、国王の崩御以来、黒い衣類が通常の倍の価格で販売される例があったという。
価格吊り上げをした者は14万バーツ(3900米ドル)以下の罰金及び禁固7年以下の罰則を受ける可能性があるとNuntawan部長は述べている。プミポン国王はほとんどのタイ国民の知る唯一の国王であり、道徳的に清廉潔白なイメージの国父的存在であった。国王の崩御はタイ国民に深い悲しみをもたらした。
国王が88歳で亡くなった病院からバンコク市内の王宮へと遺骸を運ぶ車列の通り道には14日、肖像画を掲げ国王を追悼する数十万の臣民が詰めかけた。
ソース:<a href=”http://apparelresource.asia/news/”>http://apparelresource.asia/news/</a>
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