香港、公共住宅住民に限定した住宅、間もなく販売開始
「低所得層の手が届く住宅」として公共住宅住民だけを販売対象にした物件が間もなく売り出される。
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低所得層の手が届く住宅」として公共住宅住民だけを販売対象にした物件が間もなく売り出される。
10月14日付香港各紙によると、これは梁振英・行政長官が2015年の施政報告で打ち出したもので、パイロットスキームとして建設中の分譲型公共住宅を従来より廉価で販売する措置だ。対象は賃貸型公共住宅の住民と入居待ちの市民に限られ、新蒲崗に建設中の「景泰苑」が第1号となる。
13日から購入申請用紙の配付が始まり、20日から11月2日まで申請を受け付け、12月に抽選、来年5月末に入居が可能となる。「景泰苑」は計857戸。価格は7月の市場価格から40%引きで設定され、最も小さい物件は実用面積約195平方フィートで94万~119万ドル(125戸)、最も広い物件は約490平方フィートで226万~298万ドル(244戸)となっている。最も安い物件は頭金4万7000ドルで月収8833ドル以上ならば購入できる。
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