三菱レイヨン、ヨーロッパでコンポジットラミネートの製造販売へ
三菱レイヨン株式会社(以下、MRC)とデンマークのFiberline Composites A/Sは9月20日、風力発電翼(ブレード)向け炭素繊維複合材料積層板(コンポジットラミネート)の製造・販売を行う合弁会社のを10月に設立する事を発表した。
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Fiberline社は、特に風車発電翼向けでは大型化を可能にする「引抜製法」という製造技術を持つトップメーカー複合引抜き成形メーカーである。
近年、風車翼の大型化進み、軽量化と剛性が求められることから、従来のガラス繊維の代わりに炭素繊維炭素繊維が使用されている。同製法によるコンポジットラミネートは他の炭素繊維複合材料に比べ、コンポジット性能、加工性において優れている為、主要発電機メーカーが本格的に採用しており、今後業界標準になることが予想されている事から、同合弁会社の製造・販売活動を通じ、風車用炭素繊維市場でのシェア拡大が期待されている
(参照)http://www.4-traders.com/news/Mitsubishi-Rayon-Establishment-of-a-joint-venture-company-manufacturing-and-distributing-12288-ca–23080005/
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