15日付香港各紙によると、第3四半期の輸出指数は38.8で、第2四半期の37.2から1.6ポイントの上昇。再び上昇に転じたものの依然として景況の分かれ目である50を下回っている。HKTDCの関家明・研究総監は「輸出企業の自信は顕著に安定したが、短期的には輸出パフォーマンスは依然悲観されている」と述べ、通年の伸び率予測はマイナス4%に据え置いた。
業界別指数を見ると、時計業界は前期の33.8から43.0に、宝飾品業界は21.6から41.3に大幅に反発。電子業界も37.4から39.3に上昇した。一方で服装、機械、玩具業界は低下した。市場別指数では日本が最高の46.9、米国が46.7、中国本土が46.1、欧州連合(EU)が42.4となっている。