省電力につながる電圧制御用の半導体を自社製品と組み合わせて、自動車や産業機械などの主要顧客への提案力を高める狙いであり、当買収は2017年6月までに完了予定である。
両社の販売先は重複が少なく、ルネサスは日本と欧州、インターシルは米国と中国に強い。互いの顧客への製品販売により、比較的早い段階での相乗効果が期待される。
ルネサスはまた、自動車関連ビジネスを後押しするため、インターシルの自動車や産業機械、スマートフォンなど幅広い製品に不可欠な電圧制御用の「アナログ半導体」が、同社の製品ラインアップに加わる事となる。
（参照）http://www.oann.com/japans-renesas-electronics-to-buy-u-s-chipmaker-intersil-for-3-2-billion/