9月13日付香港各紙によると、環境保護団体の「環保触角」がランダムに選んだショッピングモール10カ所で調査を行ったところ、室内の平均温度は22.8度だった。8年前に行った同様の調査の22度に比べやや改善した。このうち室内の平均温度が最も低かったのは、黄大仙現崇山商場の21.7度。調査当日の屋外の気温と9.6度も差があったという。また、9カ所で室内の平均温度が24度を下回っていた。
環保触角は、ショッピングモール内の通風や湿度などの要素は市民の体感に影響すると指摘。アンケートに回答した市民400人のうち、約60%がショッピングモールは快適と回答。約40%はやや寒いと答えたものの、強い不満はなかったという。また約60%が24~25度が最も快適な温度だと答えた。一方、42%が寒過ぎると消費意欲に影響すると答え、そのうちの3分の1が寒すぎたらショッピングモールを立ち去ると答えた。
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