オーストラリア、さらなる経済発展に向けての今後の課題
オーストラリア当局が発表した4〜6月の実質国内総生産(GDP)は、前年度比から3.3%増加し、4年ぶりの高い成長率となった。ただ、資源価格の下落や中国の景気減速のあおりを受け、公共投資など政府頼みで成長を支える様相を強めている。
この記事の続きを読む
豪州は1991年後半から2四半期連続でマイナス成長となる景気後退がなく、4半世紀にわたり経済成長が続いている。しかし、足元の成長の主役は民間よりも政府へと移っている。政府消費支出は増え、成長率を0.3%上げている一方で、民間消費の成長率は1〜3月と比べ0.4%減速していて、3年ぶりの低い伸びとなっている。
鉄鉱石など資源輸出の量は過去1年で15%増えたが価格下落が響き、景気を下押ししてしまったりしている中で、産業の高度化や生産性の向上など、資源に依存した経済構造からの転換が、今後も持続的な経済成長を保っていくために不可欠となってくる。
photo by Sidneiensis on flickr
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
Digima〜出島〜
http://www.digima-japan.com/
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由