ベトナム政府、国営ビール2社の全株式売却へ、アサヒ、キリンも関心
ベトナム政府は8日、ベトナムのビール市場の6割を占めている国営ビール2社の全株式を2017年までに売却することを発表した。同国のビール市場を独占する有力企業を完全民営化し、国営企業改革を加速する事を目的としている。
この記事の続きを読む
国営2社にはアサヒグループホールディングスやキリンホールディングスが関心を寄せているだけでなく、欧州大手も買収・出資を検討しているとされており、争奪戦に発展する可能性もある。SCICの試算によると、ビール市場の2割を占めているハベコの売却価格が約400億円、4割を占めているサベコの売却価格が約1780億円となる。ただ、投資家の算定する価格とは差がある模様。
ベトナム・ビール・酒類・清涼飲料水協会によると、同国の2015年のビール消費量は前年比10%増の34億リットル。中国、日本などで伸び悩む中、順調に成長を続けており、2020年〜2025年の間には日本を抜いてアジア2位の市場になるとみられていて、今後の市場拡大にさらに期待できる。
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
な〜るほど・ざ・台湾
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由