ミャンマー、経済発展に向けて最大の課題は「密輸」
昨年、オランダ・ハイネケンとビールの合弁生産を始めたミャンマーの飲料大手大手、IBTCグループのアウン・モー・チョー会長は「今、我々が立ち向かうべきは国内のライバルじゃなく、密輸品だ」と語った。
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同社は年内の工場拡張するなど順調だが、悩みの種がタイなど隣国からの密輸ビールである。タイトの国境貿易の拠点である東部ミャワディでは、川を挟んで向かい合うタイ・メソートから、毎日のようにタイの缶ビールが密輸されている。通常酒類に課せられる60%の商業税も支払われない。密輸ビールの小売価格は、現地生産のハイネケンブランドの半分ほどの価格である。また、密輸品の比率は2〜3割に達すると言われている。
密輸品の流入が続けば、健全な市場は育たずせっかく参入してきた外資企業も撤退してしまうということになりかねない。以前は、専門の密輸摘発部隊が組織される取組が行われ、取り締まりに成果を上げたが、今後も経済発展が期待されていく中でさらなる改善策が期待されていく。
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