シンガポールの躍進の要因はテクノロジーの優位性と低税率、効率的なインフラが評価された点だが、逆に香港は知的資本とイノベーション力に欠ける点がマイナスの評価となった。
ただ、今回の調査は英国のEU離脱決定の前に行われており、EU離脱により予測されている企業や人材の流出、キャピタルフライトなどが考慮されていないため、調査結果が現時点の実情を反映していない可能性もあるとPWCは認めている。ちなみに3位以下はトロント、パリ、アムステルダム、ニューヨーク、ストックホルム、サンフランシスコと続き、香港に次ぐ10位にはシドニーがつけている。