両社は既に、2012年より協業を開始しており、今後、半導体の性能を左右する回路線幅28ナノメートルの最先端マイコンの共同開発を行っていく。
マイコンの性能を高めることで、エンジン内部でガソリンの噴射量をきめ細かく調整し、燃費が向上され、自動運転分野に活用すれば、車周辺の歩行者や対向車の情報を素早く正確に収集し、ブレーキなどの判断を下して安全性を高められる。
ルネサスの副社長、竜二 大村氏は、次世代のマイコンは、自動運転車の開発を加速する上で不可欠なものであると語っており、2017年には同マイコンのサンプルを顧客企業に出荷し、受注活動を始める予定である。
(参照)http://electronics360.globalspec.com/article/7259/tsmc-and-renesas-team-up-to-develop-28-nm-mcus-for-autonomous-vehicles