武田薬品、日本の製薬会社で初めてジカ熱ワクチンの開発へ
武田薬品工業株式会社は9月1日、米国保健福祉省の事前準備対応次官補局(Assistant Secretary for Preparedness and Response:ASPR)の一部門である米国生物医学先端研究開発局(Biomedical Advanced Research and Development Authority:BARDA)より、中南米を中心に世界中で流行するジカ熱の感染予防ワクチンの開発の助成先に選定された事を発表した。
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同社は、臨床第1相試験までのワクチン開発の費用として、今後18ヶ月間で1980万米ドル(約20億円)を受け取ることとなり、山口県光市の工場で、アジュバント入り全粒子不活化ジカ熱ワクチンの開発を行う。
同ワクチンの臨床第3相試験実施および米国での生物学的製剤承認申請(BLA)にかかるオプション権をASPR/BARDAが行使した場合、助成金は最大で3億1,200万米ドルに上る可能性があるとされている。
(参照)http://www.japantimes.co.jp/news/2016/09/02/business/u-s-agency-helps-fund-takeda-effort-develop-zika-vaccine/#.V8jTqCh97IU
photo by Dawn Huczek on flickr
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