日本の「ラムネ」、アメリカや中国など海外で人気沸騰
日本の夏祭りなどで子供たちに親しまれているラムネ飲料が中国や米国など海外で人気を集めている。一部生産者ではこの4年間で輸出額が4割増える勢いをみせており、夏だけの期間限定商品から通年商品に変わりつつある。
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創業70年、国内5割のシェアを誇るハタ鉱泉(大阪府)は輸出を始めた2013年の輸出額7億円を今年は4割増やす見込みだ。輸出先も40の国や地域に拡大している。木村飲料(静岡県)も台湾などへの輸出に力を入れており、輸出量は5年前の2倍となっている。中国本土では、人気を博している日本の回転ずしで子供たちにラムネが好まれているという。
ラムネはナショナルブランドが存在しない。中小企業分野調整法を根拠に、1977年に清涼飲料の業界団体が、中小企業が生産すべき品目と宣言している。生産量は1953年がピークだったが、コーラなどの大手飲料の台頭により、かつて2000社を超えたという生産者も現在は41社にとどまる。
国内での需要が低下する中で、中国では1本あたりの値段を日本の3倍に値する300円に設定できるなど、海外市場は非常に魅力的で、多くの中小企業が商機を狙っている。
photo by Pandalia_YUE on flickr
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