電通、米国大手データマーケティング会社・マークル社の株式を取得
株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」(以下、電通)は8月9日、米国データマーケティング会社「マークル株式会社」(以下、マークル社)のマジョリティー株式を、15億ドルで取得することにつき、同社株主と合意し、必要な手続きを経て、2016年9月に株式取得が完了する予定である事を発表した。
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マークル社は、米国アドエージ誌が発表している「世界のCRM/ダイレクトマーケティング・ネットワーク」ランキングでは、世界第9位・米国第5位(2015年)にランクされる米国独立系で最大級のデータマーケティング会社である。
株式取得後、電通は、マークル社を同社のグループにおける新たなグローバルネットワーク・ブランドとして位置付け、世界各地に展開するグループ各社およびグローバルなプラットフォーム企業との連携を図ることで、シナジーの創出と更に付加価値の高いサービスの開発・提供に取り組んでいく。
同社は、過去3年間で80以上の企業を買収し、2016年だけでも、1999年にロンドンで設立され、現在ニューヨークに本社を構える世界最大級の独立系BtoB広告会社ジャイロ社を含む、9つの企業買収を行っており、今回のマークル社買収は、同社にとって過去最大の取引となり、事業の規模やサービスの幅などの進展に変革をもたらすと説明している。
(参照)http://adage.com/article/agency-news/dentsu-aegis-buy-data-services-agency-merkle/305355/
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