日本企業の海外売上高比率、過去最高の58.3%
日本貿易振興機構(ジェトロ)が9日に発表した「ジェトロ世界貿易投資報告2016年版」によると、2015年度の日本企業の海外売上高比率は過去最高となる58.3%を記録した。前年度と比べて1.4ポイントの上昇であり、日本企業は海外で稼ぐ姿勢をさらに強めている。
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地域別の海外売上高比率は、米国経済の回復を反映した米州が2.4ポイント増の25.9%と最も高く、アジア大洋州(18.4%)、欧州(8.9%)がこれに続く。業種別の海外売上高比率は輸送機器が62.5%、電気機器が58.5%と高かった。
海外市場の取り込みが進んでいる半面、円高などの為替変動や海外景気の影響で収益が落ち込むリスクも高まりつつある。
一方、15年の世界の貿易額は前年比12.7%減の16兆4467億ドル(約1680兆円)と、リーマン・ショック後の09年以来、6年ぶりのマイナス成長となった。資源価格の下落や設備投資の低迷が影響したとみられる。
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