それによると、中国経済は安定成長が進む中、日系企業の採用は苦戦している状態。ただし昨年後半から今年第1四半期にかけてかなり採用を控える動きがあったが、最近緩和されつつあり、市場の求人数は再び増加しているという。
一方、同社の求人数は高額帯求人に注力した結果、前四半期比は減少する結果となった。北京では大気汚染が原因で日本人求職者が激減しているが、上海を中心とした華東地区や広州・深センを含む華南エリアに関しては、2012年の日中の政治的な緊張が高まった時点より改善傾向にある。直近の円高により、円換算による給与の予算は増加傾向にあるため、2016年後半は求職者が増えることが見込まれる。
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