イギリスのEU離脱決定により、各国の量的緩和への期待高まる
コンサルティング会社JLアドバイザーは7月15日にベースアセットマネジメントのリポートを配信した。多くの人々が英国のEU離脱(ブレキジット)に驚いたということは間違いないが、本当に驚かせたのは国民投票の結果ではなく投票後の世界の株式市場の動きである。
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なぜなら株式市場は数日修正をした後何事もなかったようにブレキジット以前のレベルまで力強い反発をしているからだ。主な要因は英国のEU離脱の決定により生じた不確実性から世界の中央銀行らが自国経済を保護するために量的緩和政策を打ち出すことに投資家が期待していることにあると思う。そしてブレキジットのリスク管理の対処が可能であると信じている。
しかしブレキジットのリスクが終了したと言うにはまだ早すぎる。株式市場はあまりに早い値動きをしているからだ。ファンダメンタルズをよく観察すれば、グローバルシステミック・リスクは高いレベルにあり、現状は2008年3月にFEDがベア・スターンズを救済した時のリーマン危機前の状況に似ている。詳細はJLア ドバイザーのHP(www.jladvisers.com) を参照。
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