このイベントは、世界各国の繊維企業に、重要な商談の機会を提供している。「見本市は想像を超えていて、欲しかった機械がリーズナブルな価格で見つかりとても嬉しい」と、来場していたSpecial One Construction Co Ltd代表のThet Htoo Min氏は述べた。
「ここで多くの業界バイヤーと出会え、彼らから多くの発注を受けた。我々のビジネス拡大にとって、ここは間違いなく最高の場所だ」と、製品を出展したDotect Needle Co Ltdの代表である Tommy Lin氏は述べた。
Asia Holly Engineering (Myanmar) Co Ltdのミャンマー支店代表Way Liang氏は、「見本市の効果は、イベント期間中だけに留まらず、顧客との関係性維持や受注の継続と、出展企業に対し利益をもたらし続けるだろう」と話している。
見本市と並行して、ミャンマーにおけるアパレル産業の見通しを共有すべく、2つの国際組織が招待されていた。Smart Myanmarは「SMART Myanmarの工場サービス紹介」、Control Unionは「持続可能性の認証」と称するセミナーを行った。
ミャンマーにおける縫製産業は、現在拡大期にある。ミャンマー縫製産業10カ年戦略(2015年から2024年)では、昨年16億米ドルであったアパレル製品の輸出額を、2024年まで毎年100億米ドル増やすことを目指している。