フィリピンのパラワン島など3つが、世界の『島』トップ10に入る
アメリカの大手旅行誌が毎年発表している世界の観光地などの読者投票で、『島』の部門でパラワン島が昨年に続いて1位を維持した。
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パラワン島の総合得点は93.71で、新世界七不思議の一つに選ばれた世界遺産でもある地底河や多くの景観に優れた海岸を持つことが評価された。
2位には90.71を獲得した白砂で知られるボラカイ島が入った。ボラカイ島は近年、過重な開発による自然破壊や俗化が懸念されている島だが、海外からの飛行便も多いためボラカイ島を目指す観光客の勢いは衰えていない。
また、前年の評価では19位であったセブ島が88.24を獲得して6位に躍進した。躍進したセブ島で高評価を得たのはジンベイザメ見物やセブ島中央部の山岳部など、従来のリゾート施設ではなく新興の場所が人気を集めている。
このランキングでは10位に日本人に人気の高いインドネシアのバリ島が入った。9位にハワイのカウアイ島が入り、ハワイはこの他7位にマウイ島が入っていて、ハワイが観光客にいまだ人気の高い様子を伺わせている。
8位はアメリカ・サウスカロライナ州のヒルトン・ヘッドが入った。セブの上に位置する5位はギリシアの白い家で知られるサントリニが入った。ボラカイ島の下になる4位は90.00を得たニュージーランドのワイヘケ島が入り、ボラカイ島との得点差はわずか0.71と僅差の紙一重となった。
今回の評価ではフィリピンの島がトップ10内に3島が入る高評価を得たが、1位のパラワン島など島内のアクセスが悪く、世界の観光地として伍して行くのにはまだまだ課題は多い。
これは他のフィリピンの島にも共通していて、観光インフラ整備を進め、安全性を含めてムード的な高評価で満足しない事が望まれている。
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