2013年の申請件数は9,094件だったことから、この2年間で申請件数が12.4%減少したことになる。背景には、スマートフォンを使った配車サービスを手がける「Uber(ウーバー)」や「Grab(グラブ)」などのライドシェアリングサービスが2013年に市場参入がある。
関係者によると、この現象は予期できたことで、タクシーと配車サービスを手がけるPrimeのネオ会長は、今後はタクシー運転手が不足することが考えられると現状を危惧。 Primier Taxiのリム社長もライドシェアリングサービスの台頭によりタクシーを必要性が薄れてきたと危機感を募らせる。
リム社長は、タクシーサービスの存続のために、オペレーションのレベルアップを提言。特に安全性、運転手の品行、予約電話への対応など一定のレベルを保つことが必要で、基準に満たないタクシー運営会社にはペナルティーを科すこともにまで触れている。
2013年にはタクシーが捕まらないなどタクシーに関連する苦情件数が多かったことから、LTAがタクシー会社に一定の基準を満たすよう警告。シンガポールは先進国のなかで、人口におけるタクシー台数の割合がもっとも大きい国と言われている。
~The Straits Times 6月21日~
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