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シンガポールの失業率改善も、雇用市況は悪化

シンガポールの失業率改善も、雇用市況は悪化

人材開発省(MOM)が15日に公表した第1四半期の雇用統計によると、失業率は改善したが、雇用市況は悪化していることが明らかになった。

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3月末のシンガポール市民の失業率は昨年12月末の3%から2.6%に改善。また、シンガポール市民と永住権保持者を合わせた失業率も2.9%から2.7%に改善した。失業者は合わせて60,400人で12月末時点の64,600人から減少した。尚、外国人を含めた全体の失業率は1.9%で12月末時点と同じだった。
 
年齢層別では、50歳以上の居住者の失業率が3月末時点で2.2%と12月の1.8%から上昇し、4四半期連続で悪化した。一方、30歳以下では、15~24歳の労働力への参加比率の低下により、失業率そのものも低かった。
 
居住者で、 25週間以上失職している長期失業率は昨年3月の0.5%から0.7%に悪化。就業者総数は前期の16,100人増から13,000人へと減速した。
 
~The Straits Times 6月14日~
 
ソース:http://www.kamobs.com/index.php/category/singapore-news/
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