現在、喫煙人口は中国、ロシア、米国の順で多いが、これらの国は世界保健機関(WHO)からの勧告に従い、政府が喫煙人口を減少させるための取り組みを行っている。一方で、インドネシア政府はそのような取り組みを実施していないばかりか、2020年までにたばこの生産量を倍増させようとしている。このため、インドネシアでは今後喫煙人口が増加し続け、いずれ他の国を上回る見込み。
インドネシアでは、現在、15歳以上の男性の67.4%が喫煙をしており、この割合はすでに世界1位となっている。また、喫煙が原因となる病気の治療に年間で国民総生産(GDP)の0.29%に相当する約11兆ルピアのコストがかかっており、喫煙が原因となる病気でインドネシアでは年間に20万人が命を落としている。
ソース:http://lifenesia.com/politics/164-smoking-population/
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