カンボジア政府が縫製分野の賃上げ交渉スケジュールを発表
カンボジア縫製分野の労働組合や労働者らは、2017年1月からの新最低賃金の交渉に向けた準備を行うよう政府から要請された。
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過去数年と同様、賃金交渉は労働組合代表者、労働省、カンボジア縫製業協会(GMAC)の三者により行われると労働省は発表した。
労働省の発表によると、交渉に参加する三者は各々独自に社会経済指標、貧困指標に関する調査を実施し、事前の準備を行う。労働省は今年10月までに交渉を終え、新たな最低賃金についての合意に達することを目標としている。
近年、カンボジアの縫製・製靴分野の最低賃金は2012年の月額66米ドルから2016年の月額140米ドルまで、著しく上昇している。
縫製・製靴産業はカンボジア最大の外貨獲得源である。
2015年、縫製・製靴分野の輸出額は70億米ドルに達し、カンボジアからの総輸出額のおよそ80%を占めた。カンボジア国内には約1000の縫製・製靴工場が存在し、これら工場で75万人近くが雇用されていると推定されている。
photo by USEmbassyPhnomPenh on flickr
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