「中国都市競争力報告」で深センがトップ、2年連続
中国社会科学院が5月30日に発表した2015年の「中国都市競争力報告」で、深セン市が昨年に続いて1位となった。31日付香港各紙によると、報告は全国294都市について経済、住みやすさ、持続性など10指標で競争力を比較。
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総合経済競争力のランキングではかつて香港が12年連続で1位だったが、昨年初めて香港を抜いて1位となった深センが引き続きトップを維持し、香港は昨年同様に2位となった。以下は上海、広州、台北、天津、北京、蘇州、マカオ、無錫と続く。
深センは製造業の優位性が顕著で華為技術、中興通訊、BYDなどの有名企業を擁するほか、深センと上海はイノベーション、起業の面で急速な発展を遂げていると評価。香港の競争力に圧力をもたらしている。香港については「社会の分裂が存在し、一部組織や関係者は比較的過激で違法な手段で政府の政策に反対し、社会の調和に影響を与え、観光業と小売業などの経済実績も影響を受けている」と指摘した。
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