進まぬイスラム金融発展、インドネシア政府の後押しが不可欠
インドネシアのイスラム金融をより発展させるためには、政府の後ろ盾が必要だと専門家が述べている。インドネシア英字紙ジャカルタポスト電子版が報じた。
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英国大使館のシニアエコノミストは「インドネシアは大きなポテンシャルを持ちながら、政府が一丸となってイスラム金融を盛り立てるマレーシアに後れを取っている」とコメント。その結果、2015年のインドネシアのシャリア銀行資産は全体の5%にしかすぎず、株式に占めるスクークの割合はマレーシアの67%と比較にもならない4%という低い数値で推移している。
イースト・ロンドン大学でイスラム金融を教える教授も「シャリアの評価プロセスは複雑なため、普通債より高価になってしまう。政府は税制上の優遇措置を与えるなどの後押しが必要だ」と述べると同時に、5%の壁を超えるためには今後人材開発を優先的に行う必要があると強調した。
ソース:http://lifenesia.com/economic/4-21-islamfinance/
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