「パナマ文書」流出問題で、シンガポール財務省・通貨金融庁が調査へ
いわゆる「パナマ文書」の流出問題をうけ、シンガポール財務省(MOF)とシンガポール通貨金融庁(MAS)は6日、シンガポール在住の個人や団体による不正行為がなかったか調査すると発表した。
MOFとMASは声明で、シンガポールは脱税に関しては厳しく追求し、税関連の犯罪には断固たる処分を下すことを示唆した。
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オフショア企業に対してパナマへの法人設立を代行している法律事務所モサック・フォンセカの1,100万件に上る内部文書が漏洩し、世界各国の著名人らが租税回避地にダミー会社やオフショア金融口座を設けていたことが判明した。
文書にはロシアのプーチン大統領の友人、中国の習近平国家主席の義兄、ウクライナ大統領やアイスランド首相ら政治家のほか、サッカー界のスーパースター、メッシ選手の名前も掲載されている。
オフショア企業に資金を保有すること自体は違法ではないが、脱税のための資産隠しやマネーロンダリング、ドラッグやテロなどの犯罪との関わりも取り沙汰されている。また、パナマは租税回避地として違法行為を助長しているとの悪評が付きまとっている。
~Channel NewsAsia 4月6日~
photo by Matthew Straubmuller on flickr
ソース:http://www.kamobs.com/index.php/category/singapore-news/
提供会社:KAMO CONSULTANCY http://www.kamobs.com/
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