香港のビザ引き締めから1年も、並行輸入活動収まらず
深セン市の戸籍住民に対する数次ビザが昨年4月13日に引き締められて約1年が過ぎたものの、並行輸入活動は香港市民に引き継がれて相変わらずのようだ。
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4月11日付『信報』などによると、同ビザによる来港者は昨年1月に152万人に上り、自由行の50%を占めていたが、12月には39%の89万人にまで減少した。これまで店舗拡大を続けていた宝飾品店や薬局兼乾物屋は大きな打撃を受け、周大福、周生生、六福、英皇鐘表珠宝の上場4社は過去1年で計10店舗を閉鎖。業界では今後さらに店舗が削減されるとみている。
一方、銅鑼湾や旺角では薬局兼乾物屋の閉店が見られるものの、並行輸入活動による被害が大きい上水では薬局兼乾物屋が減るどころか増えたという。同地域の区議会議員は、並行輸入活動は減っておらず、各店舗は絶えず運び屋を募集していることから、「これまでより多くの香港市民が並行輸入活動に関与するようになった」と指摘した。
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