日清食品が中国・香港事業を分社化し香港上場へ
「出前一丁」や「合味道(カップヌードル)」で香港でも知られる日清食品が、香港で分離上場するとの情報が広まっている。これは4月1日付『信報』が、ある日系証券会社からの情報として伝えたもので、東証ですでに上場している同社が、中国本土および香港での事業を分社化し、香港市場での上場を検討しているという。
この記事の続きを読む
主幹事は野村証券が務め、最高で15億6000万ドルを調達する見込みだと報じている。同社の15年度の決算で明かされたように、中国・香港地区での売り上げは前年度比で15.4%増の345億円と好調で、海外地区でも群を抜く勢いだ。
同社は1984年に香港法人を設立、89年に永南食品から「公仔麺」ブランドを買収し、さらに2012年には40年以上の歴史を持つ「福」の文字を丸で囲ったパッケージでおなじみの「福字麺」も傘下に収めている。香港の即席めんの市場は同社グループの製品だけで7割以上に達するなど圧倒的なシェアを誇る。
photo by seafaringwoman on flickr
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
香港ポスト_old
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由