2016年4月6日

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日清食品が中国・香港事業を分社化し香港上場へ

日清食品が中国・香港事業を分社化し香港上場へ

「出前一丁」や「合味道(カップヌードル)」で香港でも知られる日清食品が、香港で分離上場するとの情報が広まっている。これは4月1日付『信報』が、ある日系証券会社からの情報として伝えたもので、東証ですでに上場している同社が、中国本土および香港での事業を分社化し、香港市場での上場を検討しているという。

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主幹事は野村証券が務め、最高で15億6000万ドルを調達する見込みだと報じている。同社の15年度の決算で明かされたように、中国・香港地区での売り上げは前年度比で15.4%増の345億円と好調で、海外地区でも群を抜く勢いだ。
 
同社は1984年に香港法人を設立、89年に永南食品から「公仔麺」ブランドを買収し、さらに2012年には40年以上の歴史を持つ「福」の文字を丸で囲ったパッケージでおなじみの「福字麺」も傘下に収めている。香港の即席めんの市場は同社グループの製品だけで7割以上に達するなど圧倒的なシェアを誇る。
 
photo by seafaringwoman on flickr

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