シンガポールのペット市場拡大、犬関連市場が活性化
シンガポール農業食品家畜庁(AVA)と調査会社Euromonitor Internationalの調べによると、シンガポール国内のペット総数は2014年の816,115から今年は824,600に増加すると予想されている。
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ここ数年間でペットの数は増加傾向にあり、ペットケア関連の市場規模は2015年の1億1700万Sドルから今年は1億1920万Sドルに、またペットフードの市場規模も9430万Sドルから9620万Sドルに拡大すると見られている。
ペットとして買われているもののなかでも、犬の数が過去10年で32%増と大きく伸びている。犬関連の市場が活性化しており、海外旅行者から一時的に犬を預かり世話をする施設を経営しているSuper Cuddlesではこの10年間で依頼者が20%増加した。 同じく犬のデイケアサービスを提供しているDoggie Retreatではこの3年間で収益が20%ずつ増加しているという。
2015年にペットとしてライセンス登録された犬の数は62,000。 ライセンス料は避妊手術や去勢手術を済ませている犬が年間に15Sドルで、それ以外では90Sドルかかる。 それにも関わらずペットとしての犬が増加傾向にあるのは、犬の忠誠心や愛くるしさから家族の一員として飼われるケースが増えたことや、犬用にアクセサリーなどを買う習慣がある日本や韓国の影響を受けたものと見られている。
シンガポールでは居住者のほとんどが公営住宅やマンションに住んでいることから、ペットとして飼われているほとんどの犬は小型犬で、雑種犬、トイプードル、シーズーなどの人気が高い。
~The Straits Times 3月24日~
ソース:http://www.kamobs.com/index.php/category/singapore-news/
提供会社:KAMO CONSULTANCY http://www.kamobs.com/
photo by Gramicidin on flickr
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