香港の大型地銀株2銘柄、IPOに向け公募開始
中国本土の地方銀行株2銘柄が新規株式公開(IPO)に向け、3月15日と16日に立て続けに公募を開始する。15日付香港各紙によると、15日に公募を開始するのは天津市が本拠の天津銀行。
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公募締め切りは18日。1株当たりの公募価格は7.37~9.58ドル、発行株式数は約9億9550万株となり、最高で95億3700万ドルを調達する見込みだ。取引単位は500株で、およそ4838ドルからの投資が可能となる。
16日に公募を開始するのは浙江省の浙商銀行で、締め切りは21日。1株当たりの公募価格は3.92~4.12ドル、発行株式数は約33億株で、調達金額は最高で136億ドル。取引単位は1000株で、およそ4161ドルからの投資が可能だ。両行とも30日の上場を予定している。
両行の調達額を併せると231億ドルという今年最大級の大型株の上場ではあるが、浙商銀行の方が注目度は高い。輝立証券の陳英傑・企業融資副経理は「浙商銀行は大口投資家にアリババ傘下の支付宝がいる。ネット関連の相乗効果が見込めると感じる投資者は多いのではないか」とコメントした。
photo by Nik Cyclist on flickr
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