今回の調査で香港は昨年の9位から急上昇、スイスのチューリッヒと並んで同率2位になったが、今回で3年連続1位のシンガポールとはわずか2ポイント差と肉薄している。香港の指数急上昇の原因についてEIUは、より安全な米ドルを求める世界的な動きの影響で、ペッグ制を採用している香港は他のアジア地域に比べ生活コストが上がったためと結論付けている。
ちなみにアジアの他都市では、ソウルが8位に、11位には24ランクアップの上海と昨年と変わらずの東京が同率で並び、16位には28ランクアップの深センがつけた。
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