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日本遠隔制御が小型ヘリ、ドローンなどの法規制薄い新興国狙う

 
日本国内は無人ヘリコプターやドローン関連の法規制が厳しいため、まずは新興国市場を狙うという。プロペラを二重にして垂直離陸などの操作を簡単にできるようにしたほか、赤外線カメラや集音マイクを搭載する。自動操縦も可能にした。
 
価格は100万円程度と農薬散布用ヘリの10分の1程度に抑える方針。
 
全長1.5メートルほどの機体に排気量120ccの混合ガソリンエンジンを搭載する。10キログラムの積載が可能で最大時速50キロメートルで飛行する。航行時間はおおよそ1時間と、ドローンと比較しても長い飛行時間を実現した。ガソリンエンジンのため電気のない地域でも燃料を補給すれば長時間航行できるため用途が広いという。