中国・国家旅遊局長、香港の観光業支援を表明
香港政府観光局(HKTB)の林建岳・主席は3月7日、国家旅遊局の李金早・局長と会談した。9日付香港各紙によると、李局長は会談で、「一帯一路」戦略の下で香港と中国本土の港湾が連携しクルージングを促進したり、悪徳な格安ツアーを撲滅するため、広州市との協力で始めた優良ツアーリストを他の地域にも拡大するなど、香港の観光業に対する支援策を提唱したという。
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また林主席は11歳以下の旅行者を夏休みに来港させ、テーマパークなどの入場料を無料または優待価格にするなどの計画を明らかにした。
第13次5カ年計画(2016~20年)では第12次に盛り込まれていた香港の観光業に対する支援の部分が抜けたことが注目されていたが、李局長が7日に全人代香港代表の会議に出席したことから中央は依然として香港の観光業を重視しているとみられている。
李局長は米国政治に通じ、外相を務めた楊国務委員とともに出席したことから、中央は香港の観光業についてハード面の政策だけでなく、外国勢力が香港と本土の関係に影響を与えようとしていることを注視していることがうかがえる。
photo by Ed Coyle Photography on flickr
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