シンガポールで神戸の食を紹介する「フードフェア」開催
一昨年デンプシーヒルズにオープンした“Henri Charpantier”で8日、神戸の食を紹介するイベント「神戸フードフェアinシンガポール」が開催された。
イベントを主催した神戸市では、神戸を世界に誇れる「食の都」にするため、今年度より「食都神戸2020」構想を推進している。「食都神戸2020」の一環として開催される海外でのフードフェアは香港に次いで2番目。
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神戸市産業振興局農政部農水産課の安原潤課長は挨拶で、「過去から交易により栄えIMG_6212てきた神戸は、世界から様々な食文化が紹介され、他の都市では見られない独自の食環境が形成されている」と説明した上で、KOBE BEEF以外にも豊富な農水産物やスイーツ、ワインなどを紹介した。
神戸市漁業共同組合理事で「食都神戸」海外展開推進協議会の前田勝彦会長は、神戸の郷土料理として名高い「いかなごのくぎ煮」を紹介。 前田会長によると、「いかなご」は、神戸に住む人々に春の訪れを知らせるこの街の宝で、今年は昨日の3月7日から漁期がスタートしたばかりだと言う。
貴重な「いかなご」の中から小さな宝石を選び出すように、よいものだけを選別し、こだわり抜いた調味料や調理方法でつくられたものだけに与えられるのが「KOBE FISH」の称号。 これまでに海外のマーケットやメディアでほとんど紹介されたことのない「KOBE FISH」が本物を知る世界中の多くの美食家達を魅了することに期待を寄せた。
また、株式会社CUADROの三坂美代子代表取締役は、神戸を代表するスイーツ店の人IMG_6240気商品を紹介。 「レーブドゥシェフ」の“神戸咲ほろり-いちご”や手作りのジャムとケーキで人気の「パティスリーアキト」の“神戸いちごジャム”などは来場者に好評で、取り扱いを検討したいとの声もあがった。
今回、もっとも注目を集めた出展物のひとつが神戸産のイチゴ。面長で柔らかい食感と優しい甘みが特徴の“章姫”と丸顔でしっかりした甘みが特徴の“おいCベリー”のブースには多くの食品関係者が足を止め、旬の味を堪能した。具体的に出荷日を指定する業者もあらわれ、早ければ今月中にシンガポールへの輸出が実現しそうだ。
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