海外ビジネスニュースを毎日配信!− DIGIMA NEWS

フォルクスワーゲン、デジタル技術の開発を強化、自動運転も

 
VWは昨年11月、新設したVWグループのデジタル化戦略部門の責任者に米IT大手アップル出身のヨハン・ユングヴィルト氏が就任する人事を発表した。ユングヴィルト氏は今回の発表に際し、「我々が2025年までに主導的なモビリティープロバイダーになることを確信している」と述べ、VWグループは今後、部分的にソフトウエアおよびサービスカンパニーへと発展していく、と説明した。
 
欧州のフューチャー・センターはドイツのポツダムにあり、すでに業務を開始している。カリフォルニア、アジアについては近く拠点を決定する予定。
 
■ 2020年までにエレクトロモビリティーを20モデル追加
 
VWはこのほか、エレクトロモビリティーのライナップを強化する計画も発表した。VWグループは現在、電気自動車とプラグインハイブリッド車を計9モデル販売しており、2020年までさらに20モデルを追加する計画という。同年までに純粋な電気自動車の航続距離を500キロメートル以上に伸ばすことは可能であり、充電時間も大幅に短縮できるとの見解を示している。